2020年秋学期 - 研究会Ｂ / SEMINAR B

A1102
研究会Ｂ
SEMINAR B

研究プロジェクト科目
Research Seminars
2 単位

水俣研究
Minamata studies

開催日程	秋学期火曜日５時限
担当教員	植原啓介（ウエハラケイスケ）
関連科目
授業形態	講義、ディスカッション、グループワーク
履修者制限
履修条件
使用言語	日本語
連絡先	minamata-lab@sfc.keio.ac.jp
授業ホームページ	http://minamata-lab.sfc.keio.ac.jp/
設置学部・研究科	総合政策・環境情報学部
大学院プロジェクト名
大学院プロジェクトサブメンバー
ゲストスピーカーの人数
履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可	false
履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可	false
GIGAサティフィケート対象
最終更新日	2020/07/06 18:17:12

研究会概要

目的・内容

熊本県水俣市は人口約2万5000人の自治体です。熊本県の最南端に位置し、不知火海の美しい海と九州山脈の豊かな自然に恵まれています。しかし、この市では1956年に水俣病が公式に発見され、そこから数奇な運命をだどっています。

本研究会では、水俣市が経験した水俣病そのものについて学習し、またその後の原因企業や国、自治体の対応、そして現在の環境首都としての活動について学びます。その上で、現在の水俣市のまちおこし提案などを進めていく予定です。

水俣市をフィールドとしたアクティビティであれば、研究分野は問いません。ただし、担当教員の専門は情報技術です。担当教員も一緒に学びながら活動をします。
研究テーマの例:
- 水俣病問題
- 地方創生
- 新たな農業や漁業技術の開発
- 観光
- 環境問題

Minamata city is located at south part of Kumamoto prefecture. Its population is about 25,000. Minamata city has very beautiful nature like Shiranui see and Kyushu mountains. But in 1956, Minamata disease are recognized.

In this seminar, we investigate Minamata disease and its background. Also you are expected to investigate current Minamata city's situation. And then, we are going to consider how to revitalize Minamata city.

評価方法

以下の点により総合的に評価する。
- 研究会への参加など、日常の活動状況
- プレゼンテーション
- グループワーク

- Participation in the seminar activities
- Presentation
- Group work

教材・参考文献

課題

来期の研究プロジェクトのテーマ予定

その他・留意事項

本授業では、遠隔会議システムを用いて水俣市と接続し、水俣市の方からのお話を聞き、それについて考えるということを基本とします。
また、EBAでは、夏休みに水俣市でのフィールドワークを予定しています。こちらへの参加も推奨します。
本研究会は2020春学期はオンラインで実施します。

In this seminar, some peoples in Minamata city will make a presentation a using remote conference system.
In addition, EBA has a schedule to do fieldwork at Minamata city in summer. Please join to the fieldwork.
This class will be held online.

授業スケジュール

現在の授業予定は下記のとおりです。ただし、具体的な内容は調整中ですので変更があります。

01. 導入1(水俣市と水俣病)
02. 導入2(水俣市と水俣病)
03. 研究計画発表
04. [遠隔] 水銀と病理
05. グループワーク
06. [遠隔] 水俣高校とのディスカッション
07. グループワーク
08. 中間発表
09. [遠隔] 水俣市の行政
10. グループワーク
11. [遠隔] 水俣高校とのディスカッション
12. 最終プレゼンテーション

Current schedule is as follows. But it could be changed.

01. Introduction1 (Minamata city and Minamata disease)
02. Introduction1 (Minamata city and Minamata disease)
03. Project plan discussion
04. [With Minamata] Mercury Pathology
05. Gruop work
06. [With Minamata] Workshop with Minamata high school
07. Gruop work
08. Mid-term presentation
09. [With Minamata] Government of Minamata City
10. Group work
11. [With Minamata] Workshop with Minamata high school
12. Term presentation

水俣研究 Minamata studies