2020年秋学期 - デザインとプログラミング / DESIGN PROGRAMMING
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C2075 デザインとプログラミング DESIGN PROGRAMMING |
先端科目-環境情報系 Advanced Subjects - Series of Environment And Information Studies 2 単位 |
| 実施形態 | 完全オンライン |
| 開催日程 | 秋学期 金曜日5時限 |
| 担当教員 | 田所 淳(タドコロ アツシ) |
| 関連科目 |
前提科目(推奨): B4001 |
| 開講場所 | SFC |
| 授業形態 | 実習・演習 |
| 履修者制限 | |
| 履修条件 |
PC (Mac OS X、Windows、Linuxのいずれか) の基本操作について習得していること。 |
| 使用言語 | 日本語 |
| 連絡先 | tadokoro@gmail.com |
| 授業ホームページ | |
| 同一科目 | |
| 学生が利用する予定機材/ソフト等 |
Mac OS X、Windows、LinuxのいずれかのOSがインストールされたノートPC |
| 設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
| 大学院プロジェクト名 | |
| 大学院プロジェクトサブメンバー | |
| ゲストスピーカーの人数 | 0 |
| 履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 | false |
| 履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 | false |
| GIGAサティフィケート対象 | |
| 最終更新日 | 2020/08/01 15:49:54 |
科目概要
プログラミング言語/開発環境であるp5.jsを使用して、デザインとプログラミングについて考察する。また、実際にコーディングしながら実習・作品制作を行う。主にプログラミングの初心者を対象に、視覚的な表現を通して、プログラミングの基礎(制御構造、くりかえし)から始まり、最終的には、3D表現や画像処理、データ解析などを用いた高度な表現を取得することを目標とする。今期は完全にオンラインで行う。リアルタイムなリモート講義とオンデマンドの動画資料と課題の制作を織り交ぜて実施する予定である。
授業シラバス
主題と目標/授業の手法など
この授業では、プログラミングを通してデザインについて考えます。デザインといっても、一般的に連想する図案や形態を扱う「グラフィックデザイン」という狭義の意味にとどまらず、「インタラクションデザイン」や「サウンドデザイン」、さらにはコーディングの際の「デザインパターン」など、幅広い意味でデザインを捉え、プログラミングによって実現していきます。
授業では、オープンソースのプログラミング言語/開発環境であるp5.jsを使用します。p5.jsは、MITメディアラボを発祥とする視覚的な表現やデザインのための開発環境で、初心者でもすぐにプログラミングが始められるよう設計されています。
p5.jsを用いたプログラミングの基本から始めて、最終的にはp5.jsを用いた3D表現や画像処理、データ解析など、高度なプログラミングによる表現が可能となることを目標とします。
教材・参考文献
- 田所 淳 (著)、Processing クリエイティブ・コーディング入門 - コードが生み出す創造表現、技術評論社、2017、p240
- ベン・フライ(著)、ケイシー・リース(著)、中西泰人(監修)、安藤幸央(翻訳)、澤村正樹(翻訳)、 杉本達應(翻訳)、Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門、ビー・エヌ・エヌ新社、2015、688p
- 田所 淳(著)、齋藤あきこ(著、編集)、Beyond Interaction - クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド、改訂第2版、ビー・エヌ・エヌ新社、2013、282p
- Casey Reas(著)、Ben Fry(著)、船田 巧(翻訳)、Processingをはじめよう、オライリージャパン、2011、252p、(Make: PROJECTS)
- Casey Reas(著)、久保田 晃弘 (監修)、吉村 マサテル(翻訳)、FORM+CODE -デザイン/アート/建築における、かたちとコード、ビー・エヌ・エヌ新社、2011、184p
- ダニエル・シフマン (著), Daniel Shiffman (著), 尼岡 利崇 (監修), 鈴木 由美 (編集),
株式会社Bスプラウト (翻訳)、Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション、ボーンデジタル、2014、440p
- マット・ピアソン (著),沖 啓介(翻訳),久保田 晃弘(監訳)、ジェネラティブ・アート-Processingによる実践ガイド、ビー・エヌ・エヌ新社、2014、245p
- Hartmut Bohnacker, Benedikt Gros, Julia Laub, Claudius Lazzeroni, Generative Design: Visualize, Program, and Create with Processing, Princeton Architectural Press, 2011, 472p
提出課題・試験・成績評価の方法など
履修態度、課題提出(中間課題・最終課題)の内容を総合的に評価します。
履修上の注意
- PC (Mac OS X、Windows、Linuxのいずれか) の基本操作について習得していること
- Mac OS X、Windows、LinuxのいずれかのOSがインストールされたノートPCを持参すること
授業計画
第1回 イントロダクション
- p5.jsについて
- p5.jsを使う
- 基本図形を描く
- 色
第2回 p5.js入門
- 変数
- フロー
- インタラクティビティ
第3回 p5.jsによるプログラミング初級編1
- 繰り返し
- テキスト
- タイポグラフィ
第4回 p5.jsによるプログラミング初級編2
- 画像
- 座標変換
第5回 p5.jsによるプログラミング初級編3
- 頂点
- 乱数
第6回 p5.jsによるプログラミング初級編4
- 動き
第7回 p5.jsによるプログラミング中級編1
- 関数
- オブジェクト
第8回 p5.jsによるプログラミング中級編2
- ライブラリ1 - サウンド
- 音響生成
- サンプリング&プレイバック
第9回 p5.jsによるプログラミング中級編3
- ライブラリ2 - コンピュータ・ビジョン
- 輪郭抽出
- オプティカルフロー
第10回 p5.jsによるプログラミング中級編4
- ライブラリ3 - ネットワークによる連携
- Open Sound Control
- Syphon
- 最終課題の出題
第11回 最終課題制作実習
- 質問受付
- 最終課題制作実習
第12回 最終課題講評会
- 最終課題講評会
第13回 レポート課題 1
p5.jsによるプログラミング応用 1
第14回 レポート課題 2
p5.jsによるプログラミング応用 2
第15回 レポート課題 2
p5.jsによるプログラミング応用 3
15回目に相当するその他の授業計画
課題・レポート