A1102
研究会B
SEMINAR B
研究プロジェクト科目
Research Seminars
2 単位

国際経済・金融研究会
Seminar on International Economy and Finance

開催日程 秋学期 火曜日5時限
担当教員 白井 さゆり(シライ サユリ)
関連科目 前提科目(推奨): C1066
授業形態 ディスカッション、グループワーク、演習
履修者制限
履修条件

マクロ経済1を履修しておくとよい。また教員の担当授業である国際金融論や現代金融論を履修することをすすめる。できるだけ新聞などをよみ経済について理解を深めるように努めておくとよいでしょう

使用言語 日本語
連絡先 sshirai@sfc.keio.ac.jp
授業ホームページ
設置学部・研究科 総合政策・環境情報学部
大学院プロジェクト名

大学院プロジェクトサブメンバー

ゲストスピーカーの人数
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GIGAサティフィケート対象
最終更新日 2020/07/02 15:44:15

研究会概要

目的・内容

この研究会では、世界経済・日本経済および国際金融について新聞や専門誌に書かれている内容についてさらに理解を深め、自分で考える能力およびプレゼン・レポートを書く能力を養うことを目的とする。学生は基本的には自ら努力して学習し理解を深めていく努力が大前提となり、それをサポートするのが研究会の目的である。扱うテーマは学生の関心にもよるが、ESG投資、米国・中国・欧州のマクロ経済情勢(BREXIT、米中貿易摩擦、知的財産権の侵害なども含む)、日本経済、金融政策、通貨制度、デジタル通貨・マネー・フィンテック、ESG投資、金融センター、財政問題・財政ファイナンスなど幅広いテーマを扱う。

This seminar is to promote students' understanding of recent international economic and financial topics covered in newspapers and journals. Topics covered will be chosen depending on studnets' interests. Generally, the seminar focuses on marcoeconomic perfornace in the US, Japan, China, Europe; monetary policy; exchange rate sytsem; digital currency and fintech; ESG investment; financial center; fiscal debt, MMT, monetization; etc.

評価方法

学生はどれだけ既に知識があるかで評価されるのではなく、どれだけ一生懸命理解しようと努力したのか、積極的に研究会で発言し参加・貢献したかで評価されます。分からないことは遠慮せずにどんどん積極的に質問して自分のものとしていただきたいと思っています。事前にあまり経済学について理解がなくても心配せずに、皆で議論しながら楽しんで学んでいってほしいと思います。
評価は以下の(1)から(4)の総合評価とする予定です。
(1)出席は毎回チェックします。分からないことを率直に質問し対話による理解を深めていく研究会にしたいと考えています。恥ずかしがらずどんどん質問するのがよいと思います。
(2)関心のあるテーマについて自主研究を行い、グループ学習にも積極的に参加し、きちんと準備を行って発表を行うこと。
(3)ディベートに積極的に参加すること(オンラインの場合は、おこなわない)
(4)タームペーパーを作成およびそのための発表をきちんと行うこと。

Studetns are evaluated hightly based on their effforts to deepen understanding and to actively participate in discussions and Q&A. Students are evaluated based (1) attendance, (2) presentation about the topics of interst, (3) active participation in the debate, and (4) presentation and submition of a term paper

教材・参考文献

「東京五輪後の日本経済」「仮想通貨時代を生き抜くためのお金の教科書」など

関連プロジェクト

課題

来期の研究プロジェクトのテーマ予定

学生の関心によって変わりうるが、2020年米国大統領選と米国経済の行方、イギリスのEU離脱、欧州経済・グリーンディール、米中貿易摩擦と中国経済の減速、オリンピック前後の日本経済の動向、日米欧の金融政策、フィンテック・デジタル通貨、ESG投資などが興味深いテーマになると考えている

その他・留意事項

GIGAのセミナーと日本語のセミナーの両方を履修する学生は、レポートはどちらかのセミナーで提出するだけでよい(日本語または英語どちらでもかまいません)。

マクロ経済を既に履修していても忘れている学生はあるていど教科書および下記の担当者の書籍を自分で予め読んで勉強しておくとよいでしょう。また担当教員の授業「現代金融論」「国際関係論」などを履修することを勧めます(GIGAの授業はMacroeconomy IとFinancial Analysisを担当)。

授業スケジュール

学生による興味のあるテーマでの発表と質疑応答。ディベートの準備と発表。タームペーパーについての発表と提出。