2020年秋学期 - 研究会B / SEMINAR B
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A1102 研究会B SEMINAR B |
研究プロジェクト科目 Research Seminars 2 単位 |
古典芸能に見る日本の社会と文化
community study via traditional storytellings
| 開催日程 | 秋学期 月曜日2時限 |
| 担当教員 | 松井 孝治(マツイ コウジ) |
| 関連科目 | |
| 授業形態 | 講義、ディスカッション |
| 履修者制限 | |
| 履修条件 | |
| 使用言語 | 日本語 |
| 連絡先 | kmatsui@sfc.keio.ac.jp |
| 授業ホームページ | |
| 設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
| 大学院プロジェクト名 | |
| 大学院プロジェクトサブメンバー | |
| ゲストスピーカーの人数 | |
| 履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 | false |
| 履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 | false |
| GIGAサティフィケート対象 | |
| 最終更新日 | 2020/07/06 15:23:15 |
研究会概要
目的・内容
近世から、現代にいたるまで、日本人が、いかなる対話、筋書き、場面に感動し、共感し、喝采を送ったのか、そして、そのことと当時の社会環境、すなわち階級や地域の共同体の構成、様々な社会的存在の位置づけはいかなる連関を有するのか。
また、こうした日本人の心情や地域社会の構成は、現代社会においてどの程度息づいているのか。そして今後の日本の地域社会のありかた、さらに言えば、日本社会のあり方を検討する上で、日本人の心情や文化をいかにとらえるべきか、考証を加える。
具体的には、古典芸能、特に江戸期以降庶民に親しまれた、落語を研究会及び実演(月次)で観賞し、さらに各期に一度はキャンパス内又は近傍で観賞会を企画し、古典芸能に一定程度通暁したうえで、日本の社会の歴史的・文化的特徴、そして将来の姿を展望する。
評価方法
輪番制での課題作品(映像・文献)についての報告
月次での実演鑑賞報告
タームレポート
その他研究会への貢献
教材・参考文献
「江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか?」田中優子著 小学館新書
「落語と私」桂米朝著 文春文庫
「真景累ヶ淵」三遊亭圓朝 岩波文庫
「落語の聴き方 楽しみ方」松本尚久 ちくまプリマー新書
関連プロジェクト
課題
来期の研究プロジェクトのテーマ予定
従来は統治機構研究と一体としてAタイプとして運用しておりましたが、今年度はB方式で開催しています。今年度の状況も見つつ今後の運用を検討します。
その他・留意事項
長尺の題材を扱う場合、12時50分〜14時40分へと前後10分ずつ繰り上げ・延長して開催する場合があります(その場合事前に連絡します)
原則オンラインでの開催になりますが、新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが、可能であれば一度はオンキャンパスで顔を合わせて議論をしたいと考えています。
新型ウイルスの感染状況と、ゼミ生の都合や意思を尊重しつつ、演芸場ないし落語の舞台のオンサイトでの研究会の開催も検討しています。
授業スケジュール
毎回、テーマ別に主要演目について、映像・音源等での聴取→輪番での報告→コメント・質疑応答・解説を繰り返します。
これに加えて各自は
(1)毎月、都内又は横浜市内で月次で実演観賞を行い、レポートすること
(2)タームごとに教員とも話し合い、自らのテーマを決めてタームレポートを作成することが求められます。