2020年秋学期 - 政策デザインワークショップ / WORKSHOPS ON DESIGNING POLICY
| B6005 政策デザインワークショップ WORKSHOPS ON DESIGNING POLICY |
創造実践科目 Creative Courses (Practice) 2 単位 |
| 実施形態 | 完全オンライン |
| 開催日程 | 秋学期 火曜日3時限 |
| 担当教員 | 清水 唯一朗:高松 奈々(シミズ ユイチロウ:タカマツ ナナ) |
| 関連科目 | |
| 開講場所 | SFC |
| 授業形態 | 講義、実習・演習、グループワーク |
| 履修者制限 |
履修人数を制限する Only the selected students can take this course. |
| 履修条件 |
社会における課題を傍観せず、自らその解決に一石を投じたいと思う人。 |
| 使用言語 | 日本語 |
| 連絡先 | yuichiro@sfc.keio.ac.jp |
| 授業ホームページ | |
| 同一科目 |
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| 学生が利用する予定機材/ソフト等 |
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| 設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
| 大学院プロジェクト名 |
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| 大学院プロジェクトサブメンバー |
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| ゲストスピーカーの人数 | 2 |
| 履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 | true |
| 履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 | true |
| GIGAサティフィケート対象 | |
| 最終更新日 | 2020/08/18 16:52:28 |
科目概要
問題発見、問題解決を考えるときに、その解法の大きなフレームとなるのは政策です。しかし、実際にどのように問題を解決するための政策は構築されていくのでしょうか。そこにはたったひとつの「正義」や「正解」があるわけではありません。多くの関係者(ステークホルダー)があり、それぞれがそれぞれの「正義」と「正解」を持っています。
そうしたなかで、より一層求められているのは、政策に対するリテラシーを持ち、問題を本質的に理解し、政策を考え抜く力です。そのため、このWSでは、政策の課題を発見し、原因を探求し、政策を立案し、発信するまでを実践し、その方法を身につけることを目的とします。
To be announced.
授業シラバス
主題と目標/授業の手法など
<今学期のテーマ>これまで、このクラスでは机上で政策を学び考えることはできても、提案や発信が弱い部分がありました。ここはSFCですから、政策について勉強して終わり、ではつまらない。社会問題を考え、政策による解決を提示し、それにさらに主体的に関わっていくことが強く求められるようになっているでしょう。
そのため今学期は、このクラスの卒業生であり、政策の発信や政治参加を促進する取り組みを実践してきた、たかまつななさん(笑下村塾創業者)を迎えます。主担当の清水が自身の専門である政策分析のフレームワークを講じ、たかまつが提案と発信の部分でみなさんをサポートします。
<進め方、手法>政策研究の方法を基礎から体得するために、リサーチデザイン、データリサーチ、分析、提案、発信というフェーズごとに、座学と実践を交互に行ううサイクルで学んでいきます。座学で学んだことを翌週までに実践し、実践の内容を全員で付き合わせることで、身につくかたちで進めていきます。学びの多様性を確保するために、ワークは政策分野ごとのグループを基軸に進めます。
To be announced.
教材・参考文献
- 久米郁男『原因を推論する―政治分析方法論のすすめ』有斐閣、2013年
- 秋吉貴雄『入門 公共政策学』中公新書、2017年
- 秋吉貴雄ほか『公共政策学の基礎 新版』有斐閣、2015年
- G.ガーツほか(西川賢訳)『社会科学のパラダイム論争: 2つの文化の物語』勁草書房、2015年
- 保城広至『歴史から理論を創造する方法―社会科学と歴史学を統合する』東京大学出版会、2015年
- 伊藤修一郎『政策リサーチ入門』東京大学出版会、2011年
- E.バーダック『政策立案の技法』東洋経済新報社、2012年
- 米盛裕二『アブダクション―仮説の発見と論理』勁草書房、2007年
- 岩崎正洋編『政策過程の理論分析』三和書房、2012年
- 草野厚『政策過程分析入門』〔第2版〕東京大学出版会、2012年
- たかまつなな『政治の絵本』弘文堂、2017年
提出課題・試験・成績評価の方法など
課題、講義への参加、最終成果を総合的に評価します。
Assess your commitment comprehensively.
履修上の注意
できる限り幅広い分野の政策を受け入れたいと思う一方で、担当者の専門からかけ離れるテーマについてはアドバイスが難しいという問題があります。このクラスではできうる限り専門的、実践的なアドバイスを行って進めるため、次のキーワードのいずれかに関わるものに限定させていただきます。
なお、日程については外部講師、掲載先のメディアの事情により変更となる場合があります。あらかじめご了承されたい。
キーワード:「政治」「行政」「地方・地域」「文化」「教育」「若者」「多様性」「働き方」
This class will focus on policy making, however because of the expertise of lecturer, the research theme in this class is limited as below. Politics, Administration, Local, Culture, Education, Youth, Diverseness and Way of Working.
授業計画
第1回 Lec&Prc 1. 問題を捉える:10月13日
【セッション】自己紹介(自分の扱いたい課題)とグループ分け
【レクチャー】社会における問題を構造として捉える方法(3つのI、清水)
【ワーク】自らが扱おうとする問題の構造を考える
第2回 Lec&Prc 2. リサーチデザイン(1):10月20日
【セッション】先週の課題報告・コメント・アドバイス
【レクチャー】RQと仮説の構築、分析方法(清水)
【ワーク】自らの課題について、リサーチデザインを組んでみる。
第3回 Lec&Prc 3. データリサーチ:10月27日
【セッション】先週の課題報告・コメント・アドバイス
【レクチャー】資料を集めて分析する方法(清水、高松)
【ワーク】文献情報、統計情報の収集と分析を行う。
第4回 Lec&Prc 4. インタビュー(1):11月3日
【セッション】先週の課題報告・コメント・アドバイス
【レクチャー】当事者、アクターへのインタビュー調査(清水、高松)
【ワーク】アポイント、インタビューの実施(~11月10日までが望ましい)。
第5回 Work 1. インタビュー(2):(オンデマンド、11月3-10日)
【レクチャー】インタビュー録画を見て、インタビューのあり方を考える。
【ワーク】録画から考えたことを踏まえ、インタビュー。
第6回 Work 2 リサーチデザイン(2):11月10日
【セッション】インタビュー成果の発表・コメント・アドバイス
【ワーク】相談を踏まえ、記事・提言の方向性を再検討する。
第7回 Work 3. 分析と追加調査:11月17日
【セッション】先週の課題報告・コメント・アドバイス
【ワーク】分析、追加調査、記事作成を進める。
第8回 Lec&Prc 5. 政策・記事の作成:11月24日
【レクチャー】記事・提言の作成について、実例を踏まえ説明(高松)
【ワーク】記事の初稿を作成、提出する(12月1日まで)。
第9回 Work 4. 政策・記事の作成:12月1日
【セッション】先週の課題報告・コメント・アドバイス
【ワーク】記事のブラッシュアップ(分析、追加リサーチ)を継続する。
第10回 Work 5.政策・記事の完成:12月8日
【セッション】記事へのコメント・ディスカッションを行う。
【ワーク】記事・提言を完成、提出、公開。
第11回 Lec&Prc 6. :12月15日
【レクチャー】政策を発信し、主体的に関わることについて、実践者に話を聞く(高松)。
【ワーク】自分たちのこれからの活動について考える。
第12回 Work 6.フィードバックとネクストアクション:12月22日
【ディスカッション】公開された記事・提言について、読者から寄せられたコメントを踏まえて次のアクションを議論し、このクラスのまとめとする。
第13回 フォローアップ(1)
リサーチデザインについて個別具体的なフォローアップを行う。
第14回 フォローアップ(2)
データリサーチについて個別具体的なフォローアップを行う。
第15回 フォローアップ(3)
インタビューについて個別具体的なフォローアップを行う。
なお、秋学期を通じて、日程については外部講師、掲載先のメディアの事情により変更となる場合があります。あらかじめご了承されたい。