2020年秋学期 - コンピュータミュージック2 / COMPUTER MUSIC 2
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B6097 コンピュータミュージック2 COMPUTER MUSIC 2 |
創造技法科目-デザインと情報スキル Creative Courses (Skill) - Design and Information Skill 2 単位 |
| 実施形態 | 完全オンライン |
| 開催日程 | 秋学期 金曜日4時限 |
| 担当教員 | 小林 良穂(コバヤシ リヨウホ) |
| 関連科目 |
前提科目(推奨): B6096 |
| 開講場所 | SFC |
| 授業形態 | 講義、実習・演習、グループワーク |
| 履修者制限 |
履修人数を制限する Only the selected students can take this course. |
| 履修条件 | |
| 使用言語 | 日本語 |
| 連絡先 | ryoho@sfc.keio.ac.jp |
| 授業ホームページ | |
| 同一科目 | |
| 学生が利用する予定機材/ソフト等 |
Ableton Live, Max for Live (授業開始前に試用版のインストールをしないでください。) |
| 設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
| 大学院プロジェクト名 | |
| 大学院プロジェクトサブメンバー | |
| ゲストスピーカーの人数 | 0 |
| 履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 | true |
| 履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 | false |
| GIGAサティフィケート対象 | |
| 最終更新日 | 2020/08/26 12:28:09 |
科目概要
本講義では、作品制作を通じ、デジタル音響処理、デジタル音響合成といったコンピュータ特有の音響表現法の習得を目標とする。
受講者は、音楽制作ソフトウェアであるAbleton Liveとそのデバイス作成環境であるMax for Liveを利用して音響処理や音響合成の基礎知識を身に付け、様々な音楽構造の生成や音色の合成/処理方法を学ぶ。こうした技術を学ぶことで、コンピュータミュージックの可能性や魅力に触れ、自由な発想での音楽/音響の作成が可能になることが期待される。
また、本講義で取り上げる内容は、メディアアート作品や映像音響作品などの音響表現を利用した種々の作品制作に応用可能な知識/技術であるため、当該分野に興味を持つ学生の履修も歓迎する。
履修に際して、「コンピュータミュージック1」を履修済みであるか、それに相当するデジタル音響の知識を身に付けていることが望ましい。
授業シラバス
主題と目標/授業の手法など
本講義では、作品制作を通じ、デジタル音響処理、デジタル音響合成といったコンピュータ特有の音響表現法の習得を目標とする。
受講者は、音楽制作ソフトウェアであるAbleton Liveとそのデバイス作成環境であるMax for Liveを利用して音響処理や音響合成の基礎知識を身に付け、様々な音楽構造の生成や音色の合成/処理方法を学ぶ。こうした技術を学ぶことで、コンピュータミュージックの可能性や魅力に触れ、自由な発想での音楽/音響の作成が可能になることが期待される。
また、本講義で取り上げる内容は、メディアアート作品や映像音響作品などの音響表現を利用した種々の作品制作に応用可能な知識/技術であるため、当該分野に興味を持つ学生の履修も歓迎する。
履修に際して、「コンピュータミュージック1」を履修済みであるか、それに相当するデジタル音響の知識を身に付けていることが望ましい。
教材・参考文献
(参考文献)
ノイマンピアノ. Maxの教科書. リットーミュージック, 2009, 432p., ISBN:4845617021.
ノイマンピアノ. 2061:Maxオデッセイ - 音楽と映像をダイナミックに創造する! 最高の開発環境を徹底解説. リットーミュージック, 2006, 1087p., ISBN:4845613611.
Curtis Roads(著), 平田圭二・青柳龍也・小坂直敏・堀内靖雄(訳). コンピュータ音楽 - 歴史・テクノロジー・アート. 東京電機大学出版局, 2001, 1054p., ISBN:4501532106.
Udo Zölzer. DAFX: Digital Audio Effects (Second Edition). John Wiley & Sons, 2011, 624p., ISBN:0470665998.
提出課題・試験・成績評価の方法など
最終課題作品の内容に加え、ほぼ毎回出題される小課題、出席状況、授業態度等を総合的に判断する。
履修上の注意
「コンピュータミュージック1」を履修済みであるか、それに相当するデジタル音響の知識を身に付けていることが望ましい。
授業計画
第1回 イントロダクション
Maxの基本、メッセージの種類、簡単な演算
第2回 音を出す1
波形、M4Lの基本
第3回 音を出す2
ディレイ、フィルター
第4回 制御・演算
処理の順序、繰り返し、条件分岐、乱数
第5回 ワークショップ・レビュー1
習得状況を考慮したワークショップや成果物レビュー
第6回 音を重ねる
加算合成によるシンセサイザーの設計
第7回 音をゆらす1
基礎的な変調合成(AM/RM)
第8回 音をゆらす2
変調合成(FM)
第9回 ワークショップ・レビュー2
習得状況を考慮したワークショップや成果物レビュー
第10回 サンプリング
録音した音素材を用いたカットアップ
第11回 応用1
OSC, Live API、映像連携など高度な制御
第12回 応用2
polyやgranular/glitchなど高度な音響処理の紹介
第13回 ワークショップ・レビュー3
習得状況を考慮したワークショップや成果物レビュー
第14回 最終課題制作
進捗確認とレビュー
第15回 最終課題発表
最終課題の発表
15回目に相当するその他の授業計画
課題制作