2020年秋学期 - 環境センシング論 / THEORY OF ENVIRONMENT SENSING TECHNOLOGY
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C2011 環境センシング論 THEORY OF ENVIRONMENT SENSING TECHNOLOGY |
先端開拓科目-環境情報-地球と環境 Frontier Courses (Advanced) - Environmental Information - Earth and Environmental Science 2 単位 |
| 実施形態 | 完全オンライン |
| 開催日程 | 秋学期 月曜日3時限 |
| 担当教員 | 宮本 佳明(ミヤモト ヨシアキ) |
| 関連科目 |
前提科目(推奨): B6009 前提科目(関連): C2078 |
| 開講場所 | SFC |
| 授業形態 | 講義、実習・演習、グループワーク |
| 履修者制限 |
履修人数を制限する Only the selected students can take this course. |
| 履修条件 |
専用ソフトウェアを使用する演習が中心なので、パソコン操作に全く自信がない人はお勧めしません。 特になし。リモートセンシングソフトを使用した演習が中心なので、PC操作に慣れていることが望ましい。 |
| 使用言語 | 日本語 |
| 連絡先 | ymiya@sfc.keio.ac.jp |
| 授業ホームページ | |
| 同一科目 | |
| 学生が利用する予定機材/ソフト等 |
QGIS(Windows/macOSのみで動作確認済) |
| 設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
| 大学院プロジェクト名 | |
| 大学院プロジェクトサブメンバー | |
| ゲストスピーカーの人数 | 0 |
| 履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 | false |
| 履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 | true |
| GIGAサティフィケート対象 | |
| 最終更新日 | 2020/09/01 09:21:47 |
科目概要
環境、防災、資源探査など様々な利用分野があるリモートセンシングについて、特に地球環境、自然環境に注目し、講義と演習を通じて、体系的な知識と技術を学ぶ。
衛星データの種類、発展の歴史、最新利用分野について講義を通じて概観し、リモートセンシングソフトの業界標準であるQGISを使用した演習を通じて、衛星画像解析の基礎を習得する。
授業シラバス
主題と目標/授業の手法など
主要な環境解析技術であるリモートセンシングの原理や、取り扱う衛星データの特性を理解し、各種センシング技術と衛星画像解析技術を学ぶことで、環境に対して主体的に問題を発見し、解析・推論のアプローチを身につけることを目標とする。
授業は応用事例紹介を含めた講義と、リモートセンシングの解析ソフトQGISを使用した実習から構成される。
教材・参考文献
日本リモートセンシング研究会編. 改訂版図解リモートセンシング. 社団法人日本測量協会, 2004, 334p.
台風についてわかっていることいないこと. 筆保ほか著, ベレ出版, 2018, 244p.
提出課題・試験・成績評価の方法など
実習の演習課題提出と最終レポート
履修上の注意
授業計画
第1回 環境センシング序論
リモートセンシング=遠隔測定
測定方法の概念
観測例
第2回 人工衛星について(1)
種類
歴史
第3回 人工衛星について(2)
衛星の打上げ・運動メカニズム
軌道
第4回 遠隔測定のメカニズム
センサー
校正・補正
画像化
第5回 大気・海洋・陸の測定
大気・海洋・陸の測定例
第6回 センシングによる環境問題への取組み
衛星風などの利用事例の紹介
第7回 実習1 QGISの基本動作
QGISの基本操作
第8回 実習2 QGISの基本動作
QGISの基本操作
第9回 人工衛星ビジネス
現在取り組まれている様々な人工衛星ビジネスを紹介
第10回 実習3 QGISの基本動作
QGISの基本操作
第11回 実習4 QGISの応用
様々なデータの入力
画像ファイルの作成
第12回 実習5 QGISの応用
応用演習
最終課題の作成、質疑
第13回 実習5 QGISの応用
応用演習
第14回 実習6 QGISの応用
応用演習
第15回 実習7 QGISの応用
応用演習
15回目に相当するその他の授業計画
評価は出席・グループワーク・最終レポート課題により行います。