C2058
質量分析
MASS SPECTROMETRY
先端開拓科目-環境情報-生命と身体
Frontier Courses (Advanced) - Environmental Information - Life Science
1 単位
実施形態 完全オンライン
開催日程 秋学期
担当教員 及川 彰(オイカワ アキラ)
関連科目 前提科目(推奨): 34140
前提科目(関連): 34150
開講場所 TTCK
授業形態 講義
履修者制限

履修人数を制限する

受入学生数(予定):約 40 人
選抜方法:課題提出による選抜

【課題内容】
原則 TTCK生のみ履修可(課題提出不要) ですが、今学期はオンラインでの講義とするため、SFC側でもスケジュールが合う場合には履修を許可します。



TTCK生の場合、その旨を申告してください。 SFC生の場合、なぜ期間集中型の本講義をSFC側で履修したいか、を420文字以内で記述してください。



開講スケジュールは下記のとおり、全7回です。(9/15追記)

10/5(月) 2限(11:10-12:40)

10/12(月) 2限(11:10-12:40)

10/19(月) 2限(11:10-12:40)

10/26(月) 2限(11:10-12:40)

11/2(月) 2限(11:10-12:40)

11/9(月) 2限(11:10-12:40)

11/16(月) 2限(11:10-12:40)



◯エントリー〆切日時:2020年9月28日(月) 17:00
◯履修許可者発表日時:2020年9月30日(水) 17:00

◯テキスト入力

Only the selected students can take this course.

Number of students in the class (scheduled) : About 40
Pre-registration screening by submitted an assignment

【ASSIGNMENT】
原則 TTCK生のみ履修可(課題提出不要) ですが、今学期はオンラインでの講義とするため、SFC側でもスケジュールが合う場合には履修を許可します。



TTCK生の場合、その旨を申告してください。 SFC生の場合、なぜ期間集中型の本講義をSFC側で履修したいか、を420文字以内で記述してください。



開講スケジュールは下記のとおり、全7回です。(9/15追記)

10/5(月) 2限(11:10-12:40)

10/12(月) 2限(11:10-12:40)

10/19(月) 2限(11:10-12:40)

10/26(月) 2限(11:10-12:40)

11/2(月) 2限(11:10-12:40)

11/9(月) 2限(11:10-12:40)

11/16(月) 2限(11:10-12:40)



* Schedule: TBD

履修条件

使用言語 日本語
連絡先 oikawa@sfc.keio.ac.jp
授業ホームページ
同一科目

学生が利用する予定機材/ソフト等

設置学部・研究科 総合政策・環境情報学部
大学院プロジェクト名

大学院プロジェクトサブメンバー

ゲストスピーカーの人数 0
履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 true
履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 false
GIGAサティフィケート対象
最終更新日 2020/09/15 19:27:36

科目概要

主題:質量分析(mass spectrometry)は物質をイオン化して生ずるイオンのm/zを精密に測定する,という極めて単純な原理に基づいて物質を同定し,それらの量を高感度で測定する化学分析法である。その単純さにもかかわらず,測定の精度と感度が極めて高いので,生体分子の網羅的測定である「プロテオミクス」や「メタボロミクス」研究に必須の測定法になっている。本講義では,質量分析の原理や質量分析装置の特徴,さらに実際の研究における応用例について解説し,質量分析の基礎および応用を理解することを主題とする。 目標:質量分析装置の分析計やイオン化装置の解説をはじめ,マススペクトルの読み方,データベースの利用法などについて理解する。高校で化学を学んでいない人たちにも配慮する。授業の手法:講義と課題提出によって理解を深める。

授業シラバス

主題と目標/授業の手法など

主題:質量分析(mass spectrometry)は物質をイオン化して生ずるイオンのm/zを精密に測定する,という極めて単純な原理に基づいて物質を同定し,それらの量を高感度で測定する化学分析法である。その単純さにもかかわらず,測定の精度と感度が極めて高いので,生体分子の網羅的測定でる「プロテオミクス」や「メタボロミクス」研究に必須の測定法になっている。本講義では,質量分析の原理や質量分析装置の特徴,さらに実際の研究における応用例について解説し,質量分析の基礎および応用を理解することを主題とする。 目標:質量分析装置の分析計やイオン化装置の解説をはじめ,マススペクトルの読み方,データベースの利用法などについて理解する。高校で化学を学んでいない人たちにも配慮する。授業の手法:講義と課題提出によって理解を深める。

教材・参考文献

必要に応じて授業資料を配布する。参考文献:「これならわかるマススペクトロメトリー」(志田保夫ほか,化学同人,2001年)

提出課題・試験・成績評価の方法など

出席率,提出課題の内容によって総合的に成績評価を行う。

履修上の注意

授業計画

第1回 第1回 質量分析とは

質量とは何かから質量分析計の歴史や原理,応用例まで,質量分析の概要を解説する。


第2回 第2回 質量分離装置の原理

磁場型,四重極型,イオントラップ型,飛行時間型など質量分析において用いられる質量分離部について解説する。


第3回 第3回 質量分析におけるイオン化法

電子イオン化法,化学イオン化法,エレクトロスプレーイオン化法など質量分析において用いられるイオン化法について解説する。


第4回 第4回 クロマトグラフィーと質量分析

ガスクロマトグラフィー・質量分析装置(GC-MS)など,分離装置と接続して使用される質量分析について解説する。


第5回 第5回 質量分析におけるインフォマティクス

質量分析データを有効に活用するためのインフォマティクスの手法や,質量情報を含む化合物データベースについて解説する。


第6回 第6回 質量分析の応用(1)化合物の同定

質量分析が化合物の同定に用いられている実際例を解説する。


第7回 第7回 質量分析の応用(2)メタボロミクス

質量分析がメタボロミクスに用いられている実際例を解説する。


第8回 第8回 質量分析のまとめ

質量分析の基礎および応用について総括を行う。