C2078
空間分析
SPATIAL ANALYSIS
創造技法科目-ナレッジスキル
Creative Courses (Skill) - Knowledge Skill
4 単位
実施形態 完全オンライン
開催日程 秋学期 木曜日3時限,木曜日4時限
担当教員 厳 網林:古谷 知之:広瀬 和世(ゲン モウ リン:フルタニ トモユキ:ヒロセ カズヨ)
関連科目
開講場所 SFC・ZOOM教室: ミーティングID 959 5434 1035/Securityパスコード 850966/登録リンク https://keio-univ.zoom.us/meeting/register/tJEkcu2rqjoqGdG-AkOerrvw7BmYBEfouur4
授業形態 講義、実習・演習
履修者制限

履修人数を制限する

受入学生数(予定):約 40 人
選抜方法:課題提出による選抜

【課題内容】
地理情報システム(GIS)の可能性と「空間分析」を学習する動機について、1つ300字書いてください。

◯エントリー〆切日時:2020年9月28日(月) 17:00
◯履修許可者発表日時:2020年9月30日(水) 17:00

◯テキスト入力

Only the selected students can take this course.

Number of students in the class (scheduled) : About 40
Pre-registration screening by submitted an assignment

【ASSIGNMENT】
地理情報システム(GIS)の可能性と「空間分析」を学習する動機について、1つ300字書いてください。

* Schedule: TBD

履修条件

使用言語 日本語
連絡先 yan@sfc.keio.ac.jp
授業ホームページ http://ecogis.sfc.keio.ac.jp/gis/2011/
同一科目

学生が利用する予定機材/ソフト等

フリーウエアQGIS(ver.3.10)を使います。

設置学部・研究科 総合政策・環境情報学部
大学院プロジェクト名

大学院プロジェクトサブメンバー

ゲストスピーカーの人数 0
履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 true
履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 false
GIGAサティフィケート対象
最終更新日 2020/07/22 14:31:46

科目概要

地理情報システム・リモートセンシングの原理を学び、演習を通して空間データを処理・分析する方法を習得し、自然の事象や社会の問題を空間的に考察して、問題解決の方法を提案するスキルを身につける。地理情報システム・リモートセンシングの原理を学び、演習を通して空間データを処理・分析する方法を習得し、自然の事象や社会の問題を空間的に考察して、問題解決の方法を提案するスキルを身につける。

Students learn the basic principles of geographic information systems and remote sensing do practical work to learn how to process and analyze spatial data consider natural phenomena and social issues from a spatial perspective and acquire the skills to propose problem-solving methods.Students learn the basic principles of geographic information systems and remote sensing do practical work to learn how to process and analyze spatial data consider natural phenomena and social issues from a spatial perspective and acquire the skills to propose problem-solving methods.

授業シラバス

主題と目標/授業の手法など

地図をはじめとする空間情報は空間的位置をキーとして,地表面の自然環境や人間活動をビジュアルに捉えたものです.空間情報を正しく理解し,自然現象や社会問題を分析する能力は業種・業界を問わずに求められており、それを可能にしたのは地理情報システム(GIS)です.GISは日常に使っているカーナビゲーションやインターネットでの経路案内から,企業における商品の企画・販売,国・地域における開発と保全計画の策定まで,さまざまな分野において、欠かせない存在となっています。この科目はGISによって空間情報を表現・管理・分析する原理を教え、さまざまな分野での活用事例を紹介する一方、GISを用いて空間データを分析するスキルを習得できます。
前半は基礎知識の教授と基本操作の練習を行い、後半は少人数グループのプロジェクトを行います。
プロジェクトは担当教員が提案したものでも、学生独自のものでもかまいません。ほかの授業でもらったデータを課題にすることも歓迎です。

教材・参考文献

厳網林,GISの原理と応用,日科技連出版社,2003.
ほか、担当教員が指示するもの。

提出課題・試験・成績評価の方法など

学期中の取り組みと最終プロジェクト

履修上の注意

この授業は木曜日3、4限続きの授業。1時限目は授業、2時限目は演習。
教室の都合により授業と演習の順番が前後に変わることがあります。
授業は厳、古谷、宮坂、濱本による共同担当、1教員はかならず3回分ご担当いただきます。
演習は宮坂が全担当します。
4単位科目なので、きついと思われるかもしれませんが、確実に実力が付きます。またほかの授業のデータを持ち込んで課題とすることもできます。ぜひ履修してみてください。

授業計画

第1回 GISイントロダクション/GPSデータの取り込み(2020/10/01)

授業: GIS(Geographic Information System)による空間分析を学ばなければならない理由、学び方、この授業の進め方 を紹介します。 GISマーケット、GISソフトウェア事情を紹介します。

演習: ケータイで位置を測定し,データにする.

準備:QGIS ver.3.10をインストール


第2回 地理情報の基礎知識/衛星データの取り込みと表示(2020/10/08)

授業:地理情報の基礎概念(座標系,スケール,精度など)を学びます.
演習: GISデータの作成・編集・管理方法を演習します。

準備:QGIS になれる

広瀬


第3回 衛星データの取得と利用/GIS操作の基礎演習(2020/10/15)

授業:衛星データの取得原理を学びます.
演習:衛星データの取り込みと表示

準備:外部GISデータソースを探す

広瀬


第4回 GISにおける空間データ管理/空間分布の表示(2020/10/22)

授業:属性検索、空間検索、テーブル結合などの基礎的な分析手法について学びます。
演習:GISで空間検索の方法(条件演算)を行います.


第5回 GISによる空間分析の知識(ジオプロセシング)/GISデータ処理演習(2020/10/29)

授業:ジオプロセシング(空間データ処理)などを使った高度な分析手法を学びます。
演習:空間分布の表示

準備:中間課題:GISの可能性
(11/04, 23:59 SFC−SFSに提出)


第6回 空間データのリソースと共有/空間補完(2020/11/05)

授業:GISはデータサイエンス.さまざまな空間ビッグデータの存在,空間データ基盤を学びます.
演習:空間補完


第7回 地質調査とGIS/中間発表+チーム形成+テーマ設定(2020/11/12)

授業:地質調査におけるリモートセンシング,GISの応用を紹介します.
演習:GIS活用のアイディア発表

準備:計画見直しと提出
(11/18, 23:59 SFC−SFSに提出)

広瀬


第8回 環境計画とGIS/グループ編成・プロジェクト形成(2020/11/19)

授業: 環境調査・環境保全におけるGISの使い方と応用事例を紹介します。
演習: 各グループのプロジェクト計画を発表します。

準備:計画の詳細、作業の分担


第9回 空間統計とGIS)/データ処理、ミニプロジェクト (2020/11/26

授業:GISにおける空間統計の手法を学びます。.
演習:フリーGISの使い方

空間統計,ビッグデータサイエンスの入門を学びます.

古谷


第10回 観光・交通・健康管理とGIS/プロジェクトのデータ処理と結果共有(2020/12/03)

授業: 観光・交通・健康管理など人間の行動分析におけるGISの使い方と応用事例を紹介します。
演習: プロジェクトのためのデータ、結果作成、改善を行います。

古谷


第11回 ビッグデータとGIS/結果の考察、最終レポートの構成(2020/12/10)

授業:データサイエンス、ビッグデータの動きを紹介し、GISの可能性を学びます。
演習:結果の考察、最終レポートを構成します。

発表の準備(最終発表の開始前にパワポをSFC-SFSに提出)

古谷


第12回 最終発表、提出(2020/12/17)

授業、演習時間を通して、最終発表会を開催します。

注意:発表は2−3人のチームで構いません。最終レポートは各自の分を執筆、提出。

古谷


第13回 グループワーク/グループプロジェクト:結果とりまとめ

演習:プロジェクト計画に応じて空間データ収集・加工・分析を進め、レポートとして取りまとめます。


第14回 グループワーク予備

プロジェクトの成果をまとめて、プレゼンテーションを行います。
最終課題: プレゼンテーションの時のコメントを受けて、内容を再構成し、文章にして最終課題を提出してもらいます。

全員


第15回 報告会予備


15回目に相当するその他の授業計画

* 最終回、とりまとめとレポートの提出* 締め切りまでに決まった書式でレポートを作成して提出してもらいます。