A1101
研究会A
SEMINAR A
研究プロジェクト科目
Research Seminars
4 単位

FAB CITY: 都市環境の統合的な3D/4Dプリンティング
Fab City: 3D/4D Printing of Novel Urban Elements

開催日程 秋学期 火曜日6時限,火曜日7時限
担当教員 田中 浩也(タナカ ヒロヤ)
関連科目 前提科目(推奨): B6101,C2107,B6027
前提科目(関連): B3202,Z1001,B6121
授業形態 講義、ディスカッション、グループワーク、実験、演習
履修者制限
履修条件

田中研の学生には、普段の研究室での会話の『共通基盤』として、「FABの歴史」と「デザインの歴史」は事前に知っておいて欲しいと思っています。FABの歴史は「「FabLabのすべて (https://go.slack.com/get-started/enQtODk0MTEyMjk5MzM1LWUwZWE4YmU2YmY3Y2Y2MzRjZWQ5NTkyN2JkN2Y3MGQ4Y2IzZWE2NzdjMDg5MTE1YjI3ZjY1YTlkMDgzNjAzMjU?e=aHRhbmFrYUBzZmMua2Vpby5hYy5qcA%3D%3D&i=default&m=slack&x=x-a880785784291)」

および田中の講義ビデオ
https://drive.google.com/file/d/1ZKEwLjtaCto4FKZnRs-oKrBf2AA2gJt8/view
を見てきてください。


なお、2つある夏休みの特別研究プロジェクトのうちどちらかを履修してもらえるとスムーズです。

使用言語 日本語
連絡先 htanaka@sfc.keio.ac.jp
授業ホームページ fab.sfc.keio.ac.jp
設置学部・研究科 総合政策・環境情報学部
大学院プロジェクト名

大学院プロジェクトサブメンバー

ゲストスピーカーの人数
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GIGAサティフィケート対象
最終更新日 2020/07/07 16:58:56

研究会概要

目的・内容

田中浩也研究室は、2010年から2019年まで、日本のデジタルファブリケーション技術(特に3Dプリンティング技術)の研究開発を牽引し、そしてファブラボを中心としたその社会的展開を牽引してきました。また、多数のFAB関連ベンチャー企業を生み出す苗床となってきました。


これまでの全研究活動について、下記の講義ビデオにまとめていますので、履修を希望する方は必ずこちらを最後まで見てください。


https://drive.google.com/file/d/1ZKEwLjtaCto4FKZnRs-oKrBf2AA2gJt8/view


2020年以降の研究テーマは、バイオ・マテリアル、デジタル・ファブリケーション技術 (特に3D/4Dプリンティング)、長期的なセンシングとモニタリング技術)の3つを軸に組み合わせ、都市空間に新しいイノベーションを起こすことです。

日本のこれからの都市には、高齢者やロボット、あるいはパワードスーツで強化された人々など、これまで平均とされてきた身体とは異なる、新しい「身体」が登場することになります。そうした人々も含めつつ、新たな快適さを生み出す都市環境とは何でしょうか。

参考になるのが、各国の「ファブ・シティ」の動向です。

ファブラボが進化し、バルセロナやアムステルダムなどEUの都市から、市民参加型のスマートシティをつくる活動として少しずつ広がりつつあります。田中浩也研究会は、2010年代を通じて用意してきた各種FAB技術をたたき台にして、日本の都市においてこの「ファブ・シティ」の活動を立ち上げ、広げていくための戦略立案(突破口の探索)とデザイン実践を行います。

また、2021年の東京オリンピック、2025年の大阪万博においては具体的な提案を行い、主導的な役割を担う予定で、すでにプロジェクトが進行しています。


現在、研究室には、日本では他にほとんどない中型〜大型の3Dプリンタを保有しています。1メートルサイズの「家具」をつくるためのArchiFab Tatami、30メートルサイズの広場や庭をつくるためのArchiFab NIWA、さらには橋をつくるための新たな3Dプリンタの研究開発も計画しています。

こうした技術群をもとに、(狭義の建築物ではなく)、街具やベンチ、橋、歩道橋、ファサードや街頭、さらには環境彫刻や社会彫刻のような、広義の都市的エレメントを新たに発掘し、それをつくりあげることを行います。

研究室のプロジェクトは。原則的にすべて、SFC外の団体や企業と連携し、かつ研究室内も複数メンバーによる、先輩と後輩の学年の垣根を無くしたコラボレーション体制にて行います。デザインからエンジニアリングまで、それぞれのスキルや専門性を組み合わせたチーム編成を行います。

なお、現在のコロナ下での活動となるため、2020年秋学期は、選抜試験(スキルチェック)の上、3Dプリンタを使いこなし3Dモデリングの腕を持っている、あるいはプログラミングのスキルを持つ少数しか新規履修者を受け入れない方針です。秋学期に入りたい方は夏休み中に頑張って習得してください。

(田中研に参加したい学生は、まずは数万円の3Dプリンタを入手し使いこなしてみて欲しいと思っています!)

We have finished launching "Fab Lab" Activities in Japan. Next, we are going to lead "Fab City" Activities in Japan.

See our new book

https://go.slack.com/get-started/enQtODk0MTEyMjk5MzM1LWUwZWE4YmU2YmY3Y2Y2MzRjZWQ5NTkyN2JkN2Y3MGQ4Y2IzZWE2NzdjMDg5MTE1YjI3ZjY1YTlkMDgzNjAzMjU?e=aHRhbmFrYUBzZmMua2Vpby5hYy5qcA%3D%3D&i=default&m=slack&x=x-a880785784291

評価方法

対外的に発表(学会、コンペ)することを何よりも重視します。
学年を超え、先輩・後輩が一緒になってグループやチームで活動することを重視します。

対外的に発表(学会、コンペ)した人:S
研究室内でとても良く頑張った人:A
研究室内で普通に頑張った人:B

Publish to the conference or competition : S
Good Activity : A
Fair Activity: B

教材・参考文献

・「Fab パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ」(ニール・ガーシェンフェルド)
・「FabLife デジタルファブリケーションからはじまるつくりかたの未来」(田中浩也)
・「SFを実現する 3Dプリンタの想像力」(田中浩也)
・「Fab Lab のすべて イノベーションが起こる場所」(田中浩也監修)

関連プロジェクト

SFCのたくさんの研究室とコラボレーションしています。

Many collaborative projects with other labs in SFC.

課題

来期の研究プロジェクトのテーマ予定

同様

その他・留意事項

ものづくりにかかる製作費・材料費・部品代や、横浜にあるもうひとつのラボへの移動の交通費などは原則自腹となります。

授業スケジュール

秋学期のキックオフ合宿にて決定
チーム分け、目標も決定