2020年秋学期 - 研究会B / SEMINAR B
|
A1102 研究会B SEMINAR B |
研究プロジェクト科目 Research Seminars 2 単位 |
韓国・北朝鮮の政治・経済・社会
Korean Study
| 開催日程 | 秋学期 火曜日4時限 |
| 担当教員 | 柳町 功(ヤナギマチ イサオ) |
| 関連科目 |
前提科目(推奨): C1036,C1096,C1123 前提科目(関連): C1131,C1137,C1119 |
| 授業形態 | ディスカッション |
| 履修者制限 | |
| 履修条件 | |
| 使用言語 | 日本語 |
| 連絡先 | iyanagi@sfc.keio.ac.jp |
| 授業ホームページ | |
| 設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
| 大学院プロジェクト名 | |
| 大学院プロジェクトサブメンバー | |
| ゲストスピーカーの人数 | |
| 履修選抜・課題タイプ=テキスト登録可 | false |
| 履修選抜・選抜課題タイプ=ファイル登録可 | false |
| GIGAサティフィケート対象 | |
| 最終更新日 | 2020/07/06 09:59:23 |
研究会概要
目的・内容
目的・内容:本研究会1は、<韓国・北朝鮮の政治・経済・社会>をテーマとしている。地域としての朝鮮半島(韓国および北朝鮮)を対象に、政治・社会分野や経済・経営分野、歴史分野を中心に研究を進めていくことを目的としている。柔軟かつ幅広い切り口を準備することによって、隣国地域である朝鮮半島に対する理解を深めていこうとするものである。
今までの代表的卒業論文テーマは以下の通りである。
・韓国社会における自殺問題
・韓国社会の変容と美容整形
・韓国社会の成熟化と国家スポーツ政策
・少子高齢化における日韓比較
・ロッテグループに対する韓国社会の認識変化
・韓国カジノ作業における賭博中毒患者
・朴正熙政権における維新体制への再評価
・サムスン電子の企業成長
・学生の視点に立った日韓民間交流
・韓国の開発独裁と朴正熙大統領の統治理念
・韓国の経済発展と儒教思想
・金大中大統領の太陽政策と南北関係
・韓国歴代政権における外交・安全保障政策
・李健煕・サムスン会長のリーダーシップ
・韓国財閥におけるコーポレート・ガバナンス問題
・韓国財閥における伝統的家族の論理と世代交代
・三星財閥・李秉竽の経営理念と事業活動
・浦項総合製鉄の形成・発展と日韓関係
・柳一韓の企業家精神と社会貢献
・韓国自動車産業と現代自動車
・2度の経済危機と韓国財閥の経営改革
・日本の朝鮮植民地支配の特殊性と朝鮮の近代化
・K-POPエンターテイメント業界の国際競争力
本研究会1は主に韓国・北朝鮮が研究対象地域であるため、朝鮮語の参考資料や文献・新聞記事なども読んでいきたい。従って受講生は朝鮮語の一定能力(インテンシブ、ベーシックなどの履修)を有していることが望ましい。
評価方法
毎週の研究会は、基本的には個人研究の発表を中心とする。講義形式は取らない。また学期末前後には、当該学期の総括として、また卒業論文完成のための研究会合宿を実施する。評価方法としては、毎週の研究会における発表・討論への積極的参加、さらには合宿への取り組みなどを重視する。
教材・参考文献
・『現代韓国を知るための60章』(共著、明石書店、2014年)
・『協働体主義』(共著、慶應義塾大学出版会、2009年)
・『東アジアの企業経営』(共著、ミネルヴァ書房、2009年)
・『東アジア経済研究のフロンティア』(共著、慶應義塾大学出版会、2004年)
・『総合政策学の最先端 Ⅲ』(共著、慶應義塾大学出版会、2003年)
・『企業統治構造の国際比較』(共著、ミネルヴァ書房、2003年)
・『アジアの企業家』(共著、東洋経済新報社、2003年)
・『韓国学のすべて』(共著、新書館、2002年)
・『韓国経済の解剖 −先進国移行論は正しかったのか−』(共著、文眞堂、2001年)
関連プロジェクト
課題
履修条件参照。
来期の研究プロジェクトのテーマ予定
基本的には今学期と同様。
その他・留意事項
十分なディスカッション時間を確保するため、火曜日の4時限と5時限の2コマ分を使用して研究会を実施することがある。
授業スケジュール
【注意】
第1週〜最終週は、基本的にすべてオンラインにて実施。
【第1週】研究会運営方法などを確認する。個人研究テーマの設定、問題意識の明確化を図る。
【第2週】情報検索の方法
【第3週〜】中間発表(1回目)
【第8週〜】中間発表(2回目)
【合宿】最終週の終了後、研究会1・2合同でオンライン合宿を実施する。最終発表(3回目)と学期末レポート作成指導を行う。
また、必要に応じてオンライン面談による個人指導も随時実施する。